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技術者たる前にまず人間たれ
日誌
03月23日09:41
【2年生修学旅行】1日目(2/15)

2年生修学旅行は、2/15朝、長崎空港より出発しました。
先発隊:ANA662便(8:25発)ボーイング767‐300型機(270人乗り)
後発隊:ANA2432便(9:50発)ボーイング737‐800型機(174人乗り)

↓先発隊、これから保安検査に向かいます。

↓ANA662便、これから離陸します。
↓ワクワクしてる人、キンチョウしてる人、それぞれのようです。


離陸後
①:長崎空港RWY32より離陸後、機種を東向きに変え、熊本県荒尾市付近の有明海上空を上昇中。真ん中に見える川は筑後川です。

②:ANA662便は巡航高度41000フィート(約12500メートル)に到達。大村市内は曇り空でしたが、雲の上は透き通るような青空が広がっていました。

③:機内の様子。
雲を突き抜け、青空が見えたとき、「おぉ!」という声が聞こえましたが、その後はみんな静かに、思い思いに空の旅を楽しんでいました。

④:富士山が見えました。
静岡県浜松市付近より、羽田着陸に向け降下を開始。降下中、雲の上にひょっこりと頭を出す富士山を見ることができました。

10:05 羽田空港到着
ANA662便は定刻通りに羽田空港に到着しました(RWY34L)。写真は我々が乗った機体ではありませんが、ANAで最も最新機種であるボーイング787-8型機。このボーイング787型機には、長崎県内の企業で作られた部品が搭載されています。
生徒たちの中からも、数年後この飛行機に関わる仕事に就く人が出てくるかもしれませんね。

11:00ごろ 羽田空港出発
先発隊は、羽田空港でトイレ休憩を取ったあとバスに乗車。バスガイドさんから東京都内の有名なスポットを紹介していただきながら、富岡製糸場に向かいます。

また、バス車中にて昼食用の弁当も配布されました。

13:30 富岡製糸場
先発隊は群馬県富岡市の富岡製糸場に到着。
ここは、生糸を作る工場だけではなく、生糸を作る技術や技能を教える職業訓練校としての機能も持っていたそうです。
建物自体にも、電気がまだ普及していなかった明治時代ならではの工夫が取り入れており、通気性を保つための工夫や明るさを保つための工夫がなされていました。
また、訓練生に一般的な教養を教える学校の機能も備えていたそうで、人材育成に物凄く力を入れていたようです。
先発隊の見学が一段落したころ、後発隊も富岡製糸場に到着。
この修学旅行で初めて全クラスがそろいました。


東置繭所:
繭(まゆ)を貯蔵していた建物です。生糸の原料となる繭が成長して「蛾」になるのを防ぐため、乾燥させるため、当時の建物にしては、窓が多めに取り付けられています。また、より乾燥させやすいよう、屋根の最上部のところも一段高くなっており、通気口が設けられています。

女工館:
日本人女性工員に器械製糸の糸取りの技術を教えるために来日していた、フランス人女性教師の住居だったそうです。フランス人でも湿度の多い日本でなるべく快適に過ごせるよう、風通しを良くするため、ベランダの天井の部分が長崎のグラバー邸と同じような作り方になっています。

他にも、昭和62年3月まで操業していた「繰糸所」や、訓練生に一般教養を身につけてもらうための学校としても利用された「首長館」なども見せていただきました。
↓富岡製糸場での見学の様子。

15:00
先発隊は富岡製糸場をあとにし、スキー場とホテルのある水上高原に移動開始。
富岡製糸場のある群馬県富岡市は、群馬県の南部にあるため全く雪が降っていませんでしたが、中部の渋川市を過ぎたあたりから積雪が増えていき、みなかみ町に入ったころには完全に雪国になっていました。

17:30 ホテルに到着(先発隊)
18:30 ホテルに到着(後発隊)
積雪などの影響で徐行運転したこともあり、予定より40分近く遅れましたが、全員無事にホテルに到着しました。事前発送した荷物を受け取り、部屋でウェアの試着、ブーツ置き場でブーツの試着を行います。

19:00 夕食
食事は3会場に分かれてとります。こちらはMB、S、E、Aの4クラスが食べる会場です。この日の夕食には、ローストビーフまで出てました。コックさんが直接目の前でカットしてくださっています。

1日目の予定はすべて終了。明日からはスキー・スノーボード研修です。