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電気科
新しい技術に適応できる基礎力がしっかりした
応用力がある人材を育成します。
電子工学科の目標
電子立国日本における持続可能型高度情報化社会で活躍できる人材の育成。
電子工学の基礎・基本の知識・技能を学びながら、次々と開発される新技術に対応する力を付けます。また技術者に求められる心構えを考えながら、常に新しいアイデアを生み出す習慣や、何事にも一生懸命に取り組む人材に育てます。
専門教科では電子・電気及び情報技術などの基礎を学び、さらに通信・制御技術のどを含めた、より高度で最先端の技術に挑戦する人材に育てます。
実験実習では、電子・電気・通信・制御・情報技術などの基礎的な実験を楽しみながら取り組みます。様々な実験装置などの取り扱いを覚え、会社や工場で働くことができる人材に育てます。
特にコンピュータの実験では、プログラムなどのソフトウェアだけでなく、独学で勉強することが難しいハードウェア(電化製品や車などを動かしているマイクロコンピュータなど)について学びます。
5つのの国家資格取得や検定に挑戦します。特に国家資格である第2級陸上・海上特殊無線技士、工事担任者DD第3種・AI第3種は、本校で受験し、ほとんどの生徒が3~5つの国家資格を取得しています。
また、もう一つの国家資格である第2種電気工事士は、電気に関する様々な仕事に役に立つので、生徒全員が卒業までに取得を目指します。そして、さらにそれらの上位資格を取得できる実力を付けて卒業していきます。
インターンシップ(仕事の体験)や会社見学をすることで、働くことに関する考えを深め、自分から積極的に周りの人と協力していく職業人を育てます。
電子工学科の特色
最先端技術に取り組む経験を通して、自分の道を切り開いていく学科です。
最先端技術に関する基礎(電子・電気・通信・制御・情報技術等)を学びます。
電子・電気・通信等の分野における「5つの国家資格の取得」を先生と生徒のみんなで目指します。
最先端技術をさらに勉強したい人は、国公立や私立の4年制大学の工学部や国立高専、専門学校等に進学しています。工学以外(医療、外国語等)など、自ら新しい分野へ飛び込むために進学している人もいます。
課題研究(3年生で取り組む卒業研究)では、実験実習で学んだマイコン(アルディーノなど)に関する研究や製作、ジャパンマイコンカーラリーへの挑戦、体育祭における大型バックボード製作、クレーンゲーム機の 開発などを一年間かけて行います。それを論文としてまとめ、たくさんの後輩達や先生方の前で発表します。
部活動と学業の両立に取り組むことで、いろいろな問題を解決していく力を身につけます。やらなければならないことを計画的に取り組み、評価や反省を繰り返しながら、さらにレベルアップしていく姿勢は、職業人になっても求められます。
電子工学科の取得可能な資格
・第2級陸上特殊無線技士
〔陸上に設置されている無線設備やレーダーの国家資格〕
・第2級海上特殊無線技士
〔陸上に設置されている無線設備やレーダーの国家資格〕
・工事担任者DD第3種
〔パソコンとデジタル回線ををつなぐ国家資格〕
・工事担任者AI第3種
〔電話機と電話回線をつなぐ国家資格〕
・第二種電気工事士
〔電気の仕事をするための第一歩的な国家資格〕
・情報技術検定
〔電子計算機の検定〕
・計算技術検定
〔関数電卓の検定〕
・危険物取扱者
〔各種〕
・危険物取扱者(各種)
〔油や薬品を取り扱うことができる国家資格〕
電子工学科 Q&A
Question
・大村工業高校の電子工学科は、どんな人が向いていますか?
Answer
「ものをつくること」と「工夫すること」が好きで、将来そんな仕事をしてみたい人。 例えばゲーム機の中のしくみが気になる人や、自分で「新しいゲームを作りたい」と思う人です。ゲームをする時間やボーとしている時間だけが好きな人で、自分はこのままがいいと思う人は向いていません。
Question
・高い所に登ったり、油の匂いが苦手です。大声を出せないし、重いものを持てません・・・。
Answer
女子生徒も含め、3年間の高校生活で、少しずつ慣れていって欲しいのですが、 電子工学の知識や技術・技能を身につけることによって、快適な職場環境の会社に就職できるかもしれません。
Question
・電気科とはどう違うのですか?
Answer
一番簡単に言うと発電所からコンセントまでを中心に勉強するのが電気科。コンセントから先の電化製品、コンピュータ、通信機器、各種制御装置などを中心に勉強するのが電子工学科です。
本校では昭和60年に電気科2クラスのうち、1クラスが電子工学科になりました。ちなみに創立当初に制定された校章の楕円は、3つの科の「電子」をイメージしたものだそうです。
Question
・コンピュータに関する勉強をしたいのですが、他の学校の学科との違いは?
Answer
コンピュータのプログラムやスマートフォンのアプリなどのソフトウェアは、技術の進歩が速く、ある程度までなら独学で勉強できます。しかし機械そのものであるハードウェアを勉強するには、まず機械や工具・部品などを準備するなど、独学で勉強するハードルは高いです。しかし工業全般に共通する技能や知識は確立されたものであり、幅が広く、様々な仕事に就くことができます。本校電子工学科では、ハードウェアとソフトウェアのどちらも学び、さらにコンピュータから外の世界である通信や制御に関する分野や、工業全般に共通することも学ぶことができる学科です。
Question
・卒業後の進路は?
Answer
3年間勉強した電子工学をさらに深めたい人は、国公立4大や私立の工学部、国立高専に進学しています。就職したい人は、科の先輩方がおられる県内外の民間企業を中心に就職しています。そして、「本校で学んだ生徒であれば科を問われない企業様」にも多くの卒業生がお世話になっています。また3年間の経験をもとに、新たな分野に挑戦したい人の夢が叶うよう応援しています。
Question
・卒業生はどんな方がいらっしゃいますか?
Answer
県内外の民間企業、国家公務員、オリンピックに出場された先輩、工業高校の先生、某市の市長さん、その他たくさんの先輩方が、それぞれの分野で活躍されています。
Question
・先輩や科の雰囲気は?
Answer
体育祭やクラスマッチ、マラソン大会など、スポーツや体力面は・・・です。しかし、文化祭や生徒会活動などに対しては、熱心に取り組む雰囲気があります。一言で言うと、「草食系」?で優しい先輩が多い雰囲気の電子工学科です。
☆体育祭バックボード(令和の担任)
☆電子実習(光センサー回路)
☆電子実習(エレベータ制御)
☆課題研究(チャギントン風電車)
☆インターンシップ(就業体験)
☆県マイコンカーラリー表彰式
☆工業祭(有志によるヲタ芸)