6:30 朝食
今日は1日かけて、群馬県利根郡みなかみ町~埼玉県~東京都を経て長崎県大村市へ帰ります。
先発隊のE、D、Kは制服で、
後発隊のクラスはジャージで食べてます。
昨日の記事にも書きましたが、夕食も朝食も本当に最高でした。
7:30 ホテルを出発(先発隊)
8:30 ホテルを出発(後発隊)
どちらも時間通りにホテルを出発しました。出発時には、ホテルスタッフ(宿泊、料飲、販売)の皆さんや、昨日までお世話になったインストラクターの先生にお見送りしていただきました。
【後発隊】
以降、後発隊の様子を中心にお知らせします。
後発隊ホテル出発10分後くらい
沿道の畑で、お猿さんが我々を見送ってくれていました。スキー場の近くにも動物の足跡らしきものが残っており、こういう部分でも自然を感じることができました。
この後、バスは「チェーン着脱場」でタイヤに巻いているチェーンを外します。チェーン外しの作業中、昼食用の弁当を積み込み、作業が終わり次第発車。みなかみICから関越道を走り、羽田空港を目指します。
バスは、みなかみICより高速道路に乗り関越自動車道を東京へ向けて南下。
群馬県も南部まで来ると平野が広がり、雪も積もってません。
11:15 三芳PA
後発隊は2回目の休憩地、埼玉県の三芳PAに到着。東京まであと少し。順調に進めば、羽田空港での時間に余裕がとれそうです。
11:45
後発隊のバスは、三芳PAを出発。出発後、バス車内では昼食用の弁当が配られました。配られたのは谷川名物「わっぱめし」。ホテルの食事もよかったですが、このお弁当も美味しかったです。
バスは関越道から首都高速に入り、東京都内を走行。若干渋滞もありましたが、日本の高速道路のトンネルで2番目に長い「山手トンネル(全長約18km)」を通過後、いよいよもうすぐ羽田空港です。本校は工業高校ということもあり、鉄道や飛行機などの乗り物に興味を持つ生徒や職員も多く在籍しています。このような人たちにとっては非常にワクワクするエリアに入ってきました。下の写真は東海道新幹線の車両基地である「JR東海大井車両基地」。多くのN700A系やN700S系の新幹線が停まっています。バスガイドさんの「ドクターイエローが停まっているかも」の「かも」の部分を聞くことなく、一部の生徒と職員は、写真をバシャバシャ撮っていました。
※ドクターイエローは停まっていませんでした。
13:00すぎ
後発隊は、羽田空港第2ターミナルに到着。
5クラス全員で添乗員さんにお礼の挨拶をしました。
羽田空港では16:25の出発までかなり時間があったため、後発隊は以下の流れで行動することになりました。
①大きな荷物をカウンターで預ける
↓
②保安検査場を通過したものから自由行動
↓
③15:50にANA667便が使用する予定の66番搭乗口に集合
制限エリアの中だけの自由時間でしたが、みんな飛行機を見て楽しんだり、羽田空港の大きさを思う存分味ったり、家族へのお土産を買ったり、自分の時間に没頭したりと思い思いに過ごしていました。
羽田空港にて
保安検査場通過後の自由時間が2時間近くあったため、いろいろ写真を撮ってみました。
「長崎空港行きの飛行機は、いつも端っこばかり」という声をよく聞くため、実際に第2ターミナルの端っこまで行ってみました。南側の端っこの70番搭乗口には秋田行き、北側の55番搭乗口にはエアドゥの旭川行きが割り当てられていました。
北側の搭乗口にはエアドゥやソラシドエアなど、全日空と提携している航空会社が割り当てられているようでした。他の搭乗口も機材運用の都合で割り当てが決まるようで、決して長崎行きだけを端っこに追いやっているわけではないように感じました。
こちらは、58番搭乗口に停まっていた、スターウォーズジェット(ボーイング777‐200型機)。
こちらは、ANAグリーンジェット(ボーイング787-8型機)。伊丹空港行き。この機材にも長崎県産品の部品が使われています。
保安検査通過から搭乗まで時間があったため、我々の登場する66番搭乗口では、沖縄那覇空港行きの搭乗が行われていました。さすがに、間違って那覇まで連れていかれた生徒はいませんでした。
このあと、66番搭乗口には山口宇部空港行き697便、そのあとに我々が乗る長崎空港行き667便が入る予定です。
この日の羽田空港では、天候の影響からか多くの遅延や搭乗口変更が発生していました。
15:00ごろ
我々の乗るANA667便にも搭乗口変更のアナウンスがあり、66番から68番へ変更。その68番搭乗口には、こちらの機体が停まっていました。
そう。スターアライアンス特別塗装機のボーイング767‐300型機です。滅多に乗ることのできない特別塗装機に乗れることになりました!!この特別塗装機は、我々が羽田空港に到着する前から停まっていましたので、ダイヤの乱れを少しでも解消するため、運用変更が行われたと思われます。
そうこうしているうちに、いよいよ搭乗時刻が近づいてきました。みんな、東京土産もたくさん買って搭乗を待っていますが、急な機材変更で準備をやり直したのか、搭乗開始までかなり待つことになりました。
16:30すぎ
ANA667便スターアライアンス特別塗装機は、定刻より少し遅れて68番スポットを出発。4日間過ごした関東地方をあとにします。また、この日は羽田空港をRWY16Rから離陸(A滑走路を普段とは逆向きに離陸)。離陸後左旋回し、東京都心を飛ぶという、これも滅多にできない経験でした。
ANA667便スターアライアンス特別塗装機は、巡航高度24000フィート(約7300m)に到達。初日に比べ、低い高度を飛んでいたため、澄み渡るような青空というほどではありませんでした。また、東海地方から九州にかけて西日本全体的に曇り空でしたので、着陸態勢に入るまでずっと雲海の上を飛んでいました。
こちらは、飛行中の機内の様子。みんな疲れたのでしょう。寝ている生徒がほとんどでした。後ろで客室乗務員さんが着席されていますが、ベルト着用サインは消えていましたのであしからずご了承ください。
17:30ごろ
関西地方上空を飛んでいたころだと思います。「北朝鮮がミサイルを発射した」とのニュースが流れ、少しひやりとしましたが、ミサイルに遭遇することなく順調に飛行していました。
18:30すぎ
若干遅れましたが、ANA667便スターアライアンス特別塗装機は無事に長崎空港にRWY14にて着陸。これもあまり使わない方向からの着陸。羽田空港で預けた荷物を受け取り、みんな無事に帰宅しました。
【先発隊】
先発隊の様子についても、可能な限りお知らせします。
12:00ごろ
先発隊は、羽田空港第1ターミナルに到着。搭乗予定便は、14:15発のJAL611便ボーイング737‐800型機。赤い鶴丸の翼が、E,D,Kの3クラスを大村まで運びます。
羽田到着後の流れは以下の通りとなりました。
①大きな荷物を「自動手荷物預け機」で預ける
↓
②荷物を預けたらすぐに保安検査を通る。
↓
③保安検査通過後、13:45に搭乗口へ集合するまで自由時間
羽田到着後、さっそく荷物を預けています。長崎空港にはない「自動手荷物預け機」。戸惑った人もいたと思いますが、無事に全員預けることができました。
第1ターミナルでは、福岡県の高校の修学旅行団と搭乗口が隣同士となり、お互いに譲り合って待合スペースを利用していました。
14:15
JAL611便ボーイング737‐800型機は、羽田空港をRWY16Lより離陸。都心上空を通過したいざ西へ。後発隊のANA667便スターアライアンス特別塗装機と同じような航路をたどって飛行していきました。
16:20
先発隊の乗るJAL611便ボーイング737‐800型機は、長崎空港RWY14より着陸。こちらも後発隊に負けず劣らず普段とは一風変わったフライトになりました。
今回の修学旅行、みんな楽しく過ごせていたように思います。また、他の一般のお客様に迷惑がかかるような大きなトラブルも発生することなく、楽しみながら落ち着いて過ごせていたことも良かったと思います。今後生徒たちは3年生に進級し、進路選択の大きな節目となる時期を迎えます。この修学旅行が、彼らの大きな思い出となることを願っています。